大震災からちょうど三年たちました。

被害に会われた方は今もその不自由さ無念さに苦しめられている方も沢山いるとテレビなどでも報道しています。私のような部外者が言えることなど何もありません。

しかし、残されたものは今、生きています。死にたいと感じたことがあったとしても、今、生きている現実があります。辛くても苦しくても人は生かされているのです。

人は辛い時、とことん追い詰められたとき、ふと自分を見つめる時があります。この辛い現実の中でどうやったらこれからの日々を生きていけるのか。そんな時ふと思いつくことがあります。

それは、あなたのスピリットガイドからのメッセージに他なりません。これからはこうやって生きていきなさい。それに関する何かしらの助言をもらえます。

昨日のテレビで、高校生の女の子が震災で多くのものを失い生きる気力をなくしていました。そんな時、被災地域の高校生のためのアメリカ留学が募集され、その募集には「アメリカから帰国したら何がしたいですか？」という質問がありました。

そこで彼女は色々考えてみて、自分にできることとして「高校生の震災の語り部になる。」と答えをだしました。そして、現在彼女は全国の高校に行き同世代の学生たちに若者目線での震災を語り続けています。

そして、今はその仕事を通して沢山の人々に会い、沢山の思い出を作りながら、これからの故郷の復興を考えています。

私も震災ほど大変ことではありませんが、自分にとっては苦しく辛い時期がありました。相談できる人もなく孤独に耐えながら、一人もがいていました。とことん追い詰められたとき死が頭をよぎりました。しかし、その時私は15キロの雑種の犬を飼っていました。私がいなくなるとこの犬は行き場を失うことは明白でした。それなら、私が殺して自分も死のうと考えましたが、実際には無理なことと解りました。

それだったら一度死んだ気持ちになって生きてみよう、そう考えたのです。

そして私が出した結論が以前から興味のあったボディーワークの世界に飛び込むことでした。

そしてこれが今の仕事に繋がっています。今、私はこの仕事が生きがいですし、自分のライフワークだと信じて続けています。

私にあの辛い苦しい時があったからこそ、今の仕事ができると感じます。種類は違っても、辛さ苦しさを知っているから、お客様の苦しさも理解でいると思っています。

そして、自分がどうやってその苦しさから抜け出たかも解るので、アドバイスもしやすいです。

あの死を考えた瞬間があるから、今この仕事に通じているのです。

人生に無駄なものは無いと言われます。しかし、本当に苦しい時はそう思えない時もあるでしょう。

しかし、その人生での辛い時期を無駄なものにするか、有益なものにするかはすべてあなた次第です。

一生悲しみ、苦しみ、恨み、悲観して生きることもあなたの選択です。どうやったらあなたの辛い経験を人生の起爆剤にできるか考えるのもあなたの選択です。そして、生かされていることを感謝し、人の役に立つことを喜び、良い人間関係に囲まれながら生きるようになる事もあなたの選択次第です。

もし今あなたが人生の中で先に進む道が見えなくなっていたら、一度ヒーリングとリーディングを受けてみませんか。辛さでいっぱいになった頭をスッキリクリアにさせ、あなたへのメッセージを受け取ってみませんか。